CSSエキスパート
3次元データ技術者
冨田 まこ
技術本部 DM部 第3グループリーダー
入社:2021年4月
全国からのデータを相手に
DM部では、主に現場で測量してきたデータの処理や、工事で必要になるデータの作成をしています。以前は2次元データ(平面・立面)が主流でしたが、最近は3次元データ (点群・3次元設計データ・BIM/CIMモデルなど) を扱う仕事がとても多くなりました。現在(2024年4月時点)、部には約40名のデータ技術者が所属しており、全国の支店から集まるデータ処理・作成のほとんどを東京のオフィスで行っています。
お客さまにベストなデータづくりを
3次元測量の「点群データの処理」、 ICT活用工事(i-Construction)で使用する建設機械の操縦補助/自動運転のための「3次元設計データの作成」、構造物の形状を3次元で表現する「BIM/CIMモデルの作成」など、業界最先端のデータに関する仕事を行っています。ただデータを作るだけではなく、そのデータを活用して工事を進めるお客さまのフォローも仕事のひとつです。お客さまの「こうしてほしい」に応え、お客さまにとって何が一番よいかを考えたデータを作ることを重視しています。
現地とPCデータをリンクさせる力
CSSの一番の強みは、「測量会社」だという点です。パソコン上で作成したデータは、そのままでは実際に構造物ができあがる現地にリンクしていません。データ技術者も測量や座標について理解していることが、現地とパソコン上のデータをリンクさせる力につながります。また、私たちは最新の技術を提供できるよう日々技術を磨いてきました。技術だけではなく、依頼前の打合せから納品後の活用方法のアドバイス・提案まで、困ったときに頼れる専門家として応えることができます。
どんな要望にも素早く対応できるように
DM部では時間のかかる作業を効率化してお客さまの要望に臨機応変に対応することを目標に、さらなる技術向上に取り組んでいます。私がリーダーを務めるデータマネジメント部 第3グループでもBIM/CIMモデル作成に関するスキルアップのため、技術の水平展開をはじめとするさまざまな活動がスタートしました。リーダーとして一緒に学びながら、取り組みを通して感じたメンバーのやる気や熱意を後押しできたらと思います。
きちんと疑問に向き合ってくれる
仕事でわからないことがあっても人に聞きやすい環境が、CSSの魅力の一つです。データマネジメント部では先輩後輩間の距離がとても近く、質問をしたら自分の仕事をいったん止めてきちんと話を聞いてくれます。CSSは効率的な分業を追求した環境だからこそ柔軟なコミュニケーションも大事にしていて、互いにフォローし合える文化が浸透していると感じています。