CSSエキスパート


3次元データ技術者
有山 沙希
技術本部 データマネジメント部 第2グループリーダー
入社:2019年1月
全国からのデータを相手に
データマネジメント部では、主に現場で測量してきたデータの処理や、工事で必要になるデータの作成をしています。以前は2次元データ(紙図面・CAD)が主流でしたが、最近は3次元データ (点群・3次元設計データ・BIM/CIMモデルなど) を扱う仕事がとても多くなりました。現在(2023年4月時点)、部には約50名のデータ技術者が所属しており、全国の支店から集まるデータ処理・作成のほとんどを東京のオフィスで行っています。
お客さまにベストなデータづくりを
3次元測量の「点群データの処理」、 ICT活用工事(i-Construction)で使用する建設機械の操縦補助/自動運転のための「3次元設計データの作成」、構造物の形状を3次元で表現する「BIM/CIMモデルの作成」など、業界最先端のデータに関する仕事を行っています。ただデータを作るだけではなく、そのデータを活用して工事を進めるお客さまのフォローも仕事のひとつです。お客さまの「こうしてほしい」に応え、お客さまにとって何が一番よいかを考えたデータを作ることを重視しています。


現地とPCデータをリンクさせる力
CSSの一番の強みは、「測量会社」だという点です。パソコン上で作成したデータは、そのままでは実際に構造物ができあがる現地にリンクしていません。データ技術者も測量や座標について理解していることが、現地とパソコン上のデータをリンクさせる力につながります。
また、私たちは最新の技術を提供できるよう日々技術を磨いてきました。技術だけではなく、依頼前の打合せから納品後の活用方法のアドバイス・提案まで、困ったときに頼れる専門家として応えることができます。
どんな要望にも素早く対応できるように
データマネジメント部では、BIM/CIMモデルの作成技術をさらに向上させる取り組みを行っています。お客さまの要望に臨機応変に対応できるようにすること、時間がかかっている作業をより効率的に対応できるようにすることが目標です。
また2023年からグループリーダーとなったこともあり、メンバーの教育にも積極的に取り組んでいます。メンバーが技術を身につけて成長することができるよう、周りの人のサポートをもらいながら試行錯誤しています。


学ぼうという意思が成長をもたらす
未経験でも、学ぼうという意思があれば環境や機会を与えてくれる社風が、CSSの魅力です。私自身、別の業界・職種からの転職で全くの未経験からのスタートでしたが、研修や教育でしっかり技術を身につけることができました。研修が終わると実務を任されるようになり、経験を積むことで技術者としての自信が醸成されていきます。常に新しいことに挑戦していく会社なので、最先端の技術を身につけたい人・変化を楽しめる人にはとても向いている環境だと思います。