CSSエキスパート
3次元測量技術者/教育担当
古川 優輝
事業本部 副本部長 兼 事業本部 フィールドサポート推進部 部長
入社:2013年8月
転機は4年目に訪れた
入社当初は、測量作業を補助する手元として働きながら測量の経験を積んでいき、技術が身についてからは自分で案件を担当するようになりました。転機が訪れたのは4年目あたりで、東京の測量部門(現フィールドサポートグループ)の現場スケジュールを管理する仕事を任されたことです。当時約30名いたメンバーのスキルや経験を把握し、いかに効率よく業務を回すかを考えるようになりました。その後の組織変更で、東京の測量部門・第1グループのリーダーとして部下の管理や指導をするようになり、現在は特殊機器を使った測量などの教育を担うフィールドサポート推進部の部長を務めています。
特殊機器に関するすべてを統括する
現在は、主にドローン(UAV)などCSSで「特殊機器」と呼ばれる3次元測量技術の教育や業務中の相談役、特殊機器の整備を担当しています。さらには品質管理のためのチェックリスト整備やクレーム対応、新機材導入の検討など、特殊機器に関することはほとんどが自分の仕事です。また、フィールドサポートグループ(測量部門)の現リーダーたちに効率のよい現場スケジュール管理等をアドバイスする指南役や、測量前のデータ準備・測量後の成果資料作成を担当する支援課を管轄しています。
どんな最新技術も堅実な基礎固めから
CSSはドローン(UAV)をはじめ、車で測量するMMS、ラジコンボートで水中を測るマルチビームなど、3次元測量に使用する特殊機器を数多く保有しています。これらの特殊機器を使って高い精度の測量を安全に行える、イレギュラーな状況にも対応できる応用力を持った技術者を育てるのが、現在の主な仕事です。特殊機器を使った3次元測量の教育では、本人の「やりたい」という気持ちも重視しますが、測量の基礎が身についていることが大前提になります。どんな最新技術も、測量の考え方がベースになっているからです。日々の教育の中で、やる気があり、やりたいことのために基礎をしっかり学んできた人は、すごく成長が早いと日々実感しています。
本気で取り組む人の成長を後押し
いま目指すのは、自分がいなくても仕事が回る、負担が一人に集中しないように、できる技術者をもっと増やすことです。去年講習を受けて経験を積んだ技術者を今年の講師役にするなど、いろいろな取り組みを試しています。教育する上で気を付けていることは、全員が一定の技術を身につけられるようにするのはもちろんですが、その中でもやる気のある人にはガッツリ教えることです。本気で取り組む人はどんどん成長します。周りがその姿を見て「自分もやりたい」と思ったときに、しっかりフォローしてあげる、成長を後押しすることを教育担当として心がけています。
教育も充実した環境で豊かな学びを
CSSは業界の中でも保有する技術、所属する技術者ともに充実している会社です。同じような機器を持っている会社は他にもありますが、CSSほど人も機材も揃っている会社はそうありません。教育も充実していて学びのチャンスは多いので、技術をしっかり身につけたい人に向いていると思います。