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CSSの技術

UAV測量

UAV(ドローン)を使用する3次元測量技術で、空から測量するため広範囲を短時間で測ることができます。UAVに搭載する機器の違いにより、計測したデータの特徴や適した地形が異なります。

UAVレーザー測量 UAVレーザー測量

UAVレーザー測量

UAVにレーザー測量機を搭載し、上空からレーザーを照射して地上を3次元測量する技術です。レーザーが草木の隙間を通り抜け地面に到達するため、UAV空中写真測量では計測が難しい木々や草の下の地面を測ることができます。

計測データ サンプル

UAV空中写真測量

UAVに搭載したカメラで地上の垂直写真※1を撮影し、その写真データを元に地形の3次元データを作成する技術です。測量データの精度を保つために、基準となる標定点を複数地上に設置します。PPK測位※2、RTK測位※3と呼ばれる測量技術を使用することで、精度を維持したまま標定点の設置数を最低1点まで減らすことが可能です。

※1 垂直写真:地上を真上から撮影した写真。
※2 PPK測位:PPK(後処理キネマティック)と呼ばれるGNSS測量技術。測量後にGNSS測量データで誤差の補正を行う。
※3 RTK測位:RTK(リアルタイムキネマティック)と呼ばれるGNSS測量手法。測量と同時にGNSS測量データで誤差の補正を行う。
計測データ サンプル
UAV空中写真測量 UAV空中写真測量
オブリークカメラによるUAV空中写真測量 オブリークカメラによるUAV空中写真測量

オブリークカメラによるUAV空中写真測量

5方向を撮影できる特殊なカメラ・オブリークカメラにより測量を行う技術です。前後左右の斜め写真を使用するため、通常のUAV空中写真測量が苦手とする建築物の壁など垂直面を3次元データ化できます。

NETIS登録技術 KT-200129-A

計測データ サンプル

測量実績

詳細 使用機材 / 測量精度 / 対応工種

使用機材

UAV
DJI Matrice 600 / Matrice 300 RTK

UAV搭載機器
UAVレーザー測量 CHCNAV AlphaUni300 / AlphaAir450 オブリークカメラによるUAV空中写真測量 CHCNAV HC-DG3

測量精度

UAVレーザー測量
±5cm
UAV空中写真測量
±5cm

オブリークカメラによるUAV空中写真測量
±5cm

主な使用シーン

UAVレーザー測量
山間部など、樹木を伐採する前の現場
UAV空中写真測量
草木が生えていない現場
土砂崩れなどの災害地

オブリークカメラによるUAV空中写真測量
ダムなどの建造物の壁面や、崖などの垂直に近い地形

ICT活用工事
主な対応工種

UAVレーザー測量
ICT土工、ICT舗装工、ICT修繕工、ICT法面工
UAV空中写真測量
ICT土工、ICT舗装工、ICT法面工

オブリークカメラによるUAV空中写真測量
ICT土工

TLS測量(地上型レーザースキャナ)

TLS測量とは、3次元レーザースキャナと呼ばれる測量機を使用し、空間を立体的に計測する測量技術です。

TLS測量(地上型レーザースキャナ) TLS測量(地上型レーザースキャナ)

TLS測量(地上型レーザースキャナ)

測量機が移動しながら計測するその他の3次元測量技術に比べ、TLS測量は計測中に機械の位置が変わらないため、最も精度よく測量できます。

計測データ サンプル

測量実績

詳細 使用機材 / 測量精度 / 対応工種

使用機材

UAV
Leica ScanStation P50 / P40
Leica RTC360

測量精度

UAVレーザー測量
±5cm
UAV空中写真測量
±5cm

オブリークカメラによるUAV空中写真測量
±5cm

主な使用シーン

UAVレーザー測量
山間部など、樹木を伐採する前の現場
UAV空中写真測量
草木が生えていない現場
土砂崩れなどの災害地

オブリークカメラによるUAV空中写真測量
ダムなどの建造物の壁面や、崖などの垂直に近い地形

ICT活用工事
主な対応工種

UAVレーザー測量
ICT土工、ICT舗装工、ICT修繕工、ICT法面工
UAV空中写真測量
ICT土工、ICT舗装工、ICT法面工

オブリークカメラによるUAV空中写真測量
ICT土工

MLS(MMS)測量

MLS(MMS)測量とは、地上を移動しながら行う測量技術で、専用の測量機(レーザースキャナ)を車に取り付けて走りながら、または測量機を人が背負って歩きながら、周囲の地形を測量します。

車載型(MMS / モバイルマッピングシステム) 車載型(MMS / モバイルマッピングシステム)

車載型(MMS / モバイルマッピングシステム)

車にMMS測量機を搭載し、道路を走りながら周囲を測量します。MMS測量機には周囲を測量するレーザースキャナのほか、地面の写真を撮影するロードカメラも搭載しているため、道路のひび割れ状況の調査にも使用可能です。

NETIS登録技術 KT-150010-VE
NETIS登録技術 KT-230200-A

計測データ サンプル

バックパック型(MLS / モバイルレーザースキャナ)

レーザースキャナを背負って歩きながら周囲を測量します。車が走れない狭い道や、アップダウンの激しい地形、山道などの障害物が多く入り組んだ地形に適した測量方法です。

計測データ サンプル
バックパック型(MLS / モバイルレーザースキャナ) バックパック型(MLS / モバイルレーザースキャナ)

測量実績

詳細 使用機材 / 測量精度 / 対応工種

使用機材

MMS測量
Leica Pegasus:Two
CHCNAV AlphaUni300

MLS測量
CHCNAV AlphaUni300

測量精度

MMS測量
±10mm(条件により±4mm)

バックパック測量
±5cm

主な使用シーン

MMS測量
道路の新設工事、補修工事、ひび割れ調査

バックパック測量
車での走行が難しい現場
アップダウンの激しい地形
樹木などの障害物が多い地形
樹木調査(胸高直径計測)

ICT活用工事
主な対応工種

MMS測量 ICT土工、ICT舗装工、ICT修繕工

バックパック測量
ICT土工

深浅測量

深浅測量とは、水中に音波を反射させて地形を計測する技術です。水中の大まかな地形を測るシングルビーム深浅測量と、詳細な地形を測るマルチビーム深浅測量の2種類があります。

マルチビーム深浅測量 マルチビーム深浅測量

マルチビーム深浅測量

NMB(ナローマルチビーム)計測とも呼ばれる、音波によって水中の地形を計測する測量方法です。GNSS(GPS)搭載のラジコンボートに複数の音波を発信する音響測深機(ソナー)を取り付け、水深1~160m範囲の詳細な地形を測量します。

計測データ サンプル

シングルビーム深浅測量

人が操縦するボートに単一の音波を発信する音響測深機(ソナー)とGNSS測量機を取り付け、ボートが走行したライン上の水中の大まかな地形を測量します。GNSS測量機の代わりにプリズムを搭載し自動追尾光波による測量を行うことで、GNSSの電波が届かない場所でも測量可能です。

シングルビーム深浅測量

測量実績

詳細 使用機材 / 測量精度 / 対応工種

使用機材

マルチビーム深浅測量
ボート:CHCNAV APACHE6
音響測深機:

シングルビーム深浅測量
GNSS:Leica GS15
音響測深機:PDR-1200

測量精度

マルチビーム深浅測量
±10cm

シングルビーム深浅測量
±10cm

主な使用シーン

マルチビーム深浅測量
水中の地形の詳細な測量が必要な現場
ダムやポンプ場の堆積物の計測

シングルビーム測量
水中の地形を大まかに把握したい現場

ICT活用工事
主な対応工種

マルチビーム深浅測量
ICT浚渫工

シングルビーム測量
ICT浚渫工

自社開発

CSS技術開発は、工事現場での測量を簡単にする測量ソフト・おまかせ君の開発と共に創業しました。「技術で測量をもっと早く・もっと便利に」という開発精神は、今も「CSSspirit」として会社を支えています。

測量ソフトウェア おまかせ君

測量ソフトウェア おまかせ君

現場で施工の正確な位置を測る位置出し測量を簡単にするために開発された測量ソフトウェア。光波(測量機)と通信し、登録した座標の位置へ誘導します。位置出しのための座標計算機能が豊富なおまかせ君は、公園などを作る造園工事で関東エリアのお客様を中心に高いシェアを獲得しています。

特許:第6463044号「おまかせ君ワンマン」​

NETIS登録技術 KT-140013-VE

CAD用アドオン らくらくメニュー

図面作図をより効率化する追加機能を2次元CAD(2D CAD)に追加する、アドオン ソフトウェア。土木工事や造園工事の図面作図に必要な面積計算機能(三斜求積・ヘロン求積など)や、測量ソフト・おまかせ君に読み込む座標情報の書き出しなど、工事現場のための機能が揃っています。

CAD用アドオン らくらくメニュー
コロコロ測量

コロコロ測量

ウォーキングメジャーと光波の自動追尾機能を組み合わせて使用することで、コロコロ転がしたラインを約10cm間隔で測量する技術です。1点1点測量していた従来の測量方法に比べ、短時間での測量が可能です。