起工測量から計画作成までお任せください

CSS技術開発は年間100件を超える路面補修工事で、起工測量や切削オーバーレイ計画の作成を行ってきました。

2008年からはTLS測量を導入し、積極的に3次元測量を実施。その安全性や計測の速さから、ほぼすべての現場でTLS測量を実施しています。

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所有技術

TLS測量

弊社ではほとんどの路面補修工事案件でTLS測量を行います。
広範囲を高精度に計測でき、路面全体をまんべんなく測れるため、計測後の横断面の追加や変更にも対応可能な技術です。

コロコロ測量

弊社が自社開発した計測技術で、光波・レベルによる測量にくらべ短時間で横断ラインを計測できます。計測間隔は10cmピッチ、高さ精度1~2mmで、切削オーバーレイに十分な精度です。

MMS測量

1kmを超える長距離の路面計測や、路面のひび割れ調査では、MMS測量を実施します。
車両に搭載した複数台のカメラ、GNSS、LSによって、走行しながら周囲を計測する技術です。

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路面補修工事測量の流れ

工事図面・資料お預かり(測量準備)
受領した工事図面などの資料をもとに、基準点、路線、測量条件の確認を行います。
起工測量
現場にてお客様と打合せ後、必要な測量を行います。
基準点の設置、現況測量(路線の整合性確認・不定形部計測)、端部計測、TLS測量またはMMS測量による路面計測
※MMS測量は1km以上の長距離現場で大幅な時間短縮が見込めます。
測量データのまとめ
測量したデータを元に、基本の図面を作成します。
成果物
平面図、縦横断図、コンター図(要望があれば作成)
切削オーバーレイ計画または打ち換え計画作成
現況にあわせて計画を作成します。
白線位置が計画に必要な場合は、測量前にご連絡ください(精度確保のために必要です)
成果物
面積体積計算書(不定形部は三斜求積)、面積平面図、縦横断図、計算書
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成果物見本

路面補修工事で3次元測量(TLS測量)を行うメリット

  • 車道の外から計測するため、事故の危険が少ない(ガードマンは必要です)
  • 交通規制の必要がない。
  • 道路を「面」としてまんべんなく計測するため、追加断面が発生しても再測不要。

計画の基準として白線位置が必要な場合は、精度確保のため光波による測量が必要になります。
測量前に一度ご相談ください。

長距離の現場にはMMS測量

MMS測量・作業状況

1kmを超える長距離の現場では、MMS測量をおすすめしています。

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路面のひび割れ調査(MMS路面評価)

MMS測量によるひび割れ調査も行っています。
起工測量(基準点・水準)、切削オーバーレイ・打ち換え計画とセットでのご依頼も承ります。

  • ロードカメラによるひび割れの検出
  • 3次元点群データからわだち掘れ量の計測
  • ひび割れ率(CR)とわだち掘れ量(RD)の2要素によるMCI値計算式を採用
  • 幅3mm以上のひび割れを検出できる(ヘアークラックは検出できない)
  • 夜間やトンネルは検出できない。