MMS測量 (モバイルマッピングシステム) とは?

車両に装着したレーザースキャナで計測する3次元測量

MMS測量は、車で走行しながら周囲の地形を3次元計測できる測量技術です。
MMS測量機には3次元レーザースキャナ・GNSS・カメラ・各種センサーが搭載されており、移動しながらでも正確に周囲の計測が可能です。
CSS技術開発では2015年からMMSを導入し、主に路面やトンネルの計測に活用しています。

特徴
  • NETIS登録技術です。(登録No.KT-150010-VE)
  • 車で走行しながら計測するため、測量のための交通規制が必要ありません。
  • 走行と同時に、1秒間で100万点におよぶデータを計測します。
  • 時速40kmで走行すれば、路面を5cmピッチで計測できます。
  • 測量精度は誤差±10mm程度。現場状況によっては誤差±4mmで測量が可能です。
  • レーザースキャナでの計測と同時に写真も撮影するため、路面のひび割れ調査にも活用できます。

CSS技術開発の保有機器

Leica Pegasus:Two

Leica Pegasus:Two

着脱可能なLeicaのMMS測量機を採用しています。
現場の状況に合わせて搭載する車両を変えることで、より効率的な計測が可能になります。

MMS測量はこんな現場で活用できます